〔それでも町は廻っている 1巻〕石黒正数

 最 高 。
最近買ったマンガの中で一番笑った。大当たり。
商店街の喫茶店を経営しているババアが、テレビでメイド喫茶が流行っているというのを見てメイド喫茶にしてしまうという話。
なんだけど、萌えとかそういう方向には全然進まなくて、ギャグとしてのメイド喫茶みたいな感じ。オタとか全然関係ない。
近所の女子高生(ババアの顔見知り)とババアがメイド服を身にまとって接客するんだけど、
誰もメイド喫茶ってどういうところか知らないので、(というか作者も行ったことない)
とにかくめちゃくちゃな下町マンガになってる。スゲー面白い。
絵が、なんと説明していいかわからない独特さを持っている。
絵柄自体はスタンダードなんだけど、すごい小馴れているっていうか、新聞に載ってるマンガとか子供向けの科学マンガみたいな上手さがある。
(と思ったら、オマケに新聞の4コマみたいなのかいてた。そう、こんな感じ)
それなのに萌え絵みたいなかわいい絵も描ける。不思議な才能だ。その上ギャグが面白い。
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