【エウレカセブン 第49-50話(最終話)】

どうしよう。どういう傾向だったとか、どういう雰囲気だったとか、そういうことも書かないほうがいいかな。まぁとりあえず、今見終わったばっかの感想を書いておきたいから、blogのほうに「続き」で書いてみようかな。

ストーリー。
なんていうか、2話あったのに、まとまってない印象はすごい強い。特に物事の因果関係とそれぞれの動機がわかりやすいものでないものだからなおさらめちゃくちゃ感が強くなってる。視聴者(俺)は理解できてないのに、タルホとかホランドとかが「だからか!」とか「それしかない!」とか言いまくってどんどん話は進んでいくんだけど、物事のつながりがよく伝わってこない部分はかなりあった。まぁ最終回によくあること、逆に言えば、最終回らしさは出てたったことかな。ホランドが303に乗っても全然後遺症とかないっぽいのとか、そういうのも別にいい。ラストはやっぱ納得いかないっていう感じはしたけどな。安易に「すべての物事は幸せに完結した」ってやらないことでいままでの話に筋を通したのかな。
演出。
演出面に関しては文句なし。最終的にニルヴァーシュがバスターマシンになったのも問題ないし、むしろかっこよかった。あと、最後まで戦艦バトルにこだわるってのもかっこいいな。動きが制限されるはずなんだけど、見てて新鮮な動きを最後まで追及しようとする姿勢が感じられた。
見所。
エウレカ・レントンの成長って、45話前後でほぼ完成してたからな。ていうか、お互いがお互いを認め合ったあたりから、ほとんど同じことの繰り返しになってた。だから、今回の見所はやっぱドミニク&アネモネだろうなぁ。手つないでたり、肩に手回したり、さりげなくドミニクがかっこよくなってる。アネモネが救われて本当によかったな。
感想。
1年を通して見てきたからさすがにカスとか糞とかそういう作品ではないと言いたい。演出に関して、バトルシーンはかなりの高レベル。日曜朝7時っていう時間帯とは思えないほど重い題材(戦争・宗教・精神病)がかなり出てくるけど、そういうのも一応飾りではないくらいの出来にはなってる。序盤はレントンがゲッコーステートの子供が抜け切らない大人にいじめられる話でかわいそうだったけど、中盤からゲッコーステートの誰よりも大人に成長してからはかなり面白くなっていった。特にビームズ夫妻編はよかった。あと、このアニメの特徴のひとつにBGMが特殊ってのがあるだろうな。サントラが欲しくなった。
あと試みとして、積極的にカタカナ(と漢字)を使っていくってのがあったように思う。まぁこれは7時台だからなのかもしれないけど、かっこよさはともかく新鮮さはあった。
しかしなんとも人に勧めにくい作品だなぁ。どういう作品が好きな人に勧めていいのかわからん。
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